平成27年3月25日(水)のホットニュース
「Chromebookシリーズ Ⅰ」の資料と動画掲載
「普段使いのChromebookを目指して」と題して、札幌市の校務支援システムの回覧板でシリーズものを始めました。その第一弾は、古いWindowsXPマシンと最近の格安ノートPCでのChromiumOSの起動時間対決です。
資料のPDFは下からダウンロードしてください。
起動の様子を動画でまとめました。是非ご覧ください。
まずは「LenovoS10e WindowsXPマシン」です。
次は「ASUS X200MA Windows8.1マシン」です。
平成27年1月5日(月)のホットニュース
その1:海外SIM事情紹介「シンガポール編」
生まれて初めての海外旅行で、初めての海外で迎えるお正月を体験してきました。折角、高いお金を払って行く(でも、航空会社はLCC)のですから、なにか得るものを・・・・・私のiPhoneはSIMフリーではなく、脱獄もしていないので、シンガポールで使えません(高い通信料を覚悟でデータローミングONにすれば、使えるようですが、請求書の金額が怖い・・・)ので、何とかWiFiだけでも確保したいと考えました。ホテルのWiFiも有料、公共のWiFiもありますがあてになりません。
本当はSIMフリーのスマホがあると良いのですが、WiFiが自由に使えれば「LINE」や「Skype」で音声通話も可能です。今回の旅行は3家族で行ったので、娘夫婦が気を利かせてレンタルWiFiを手配していました。成田空港で受け取り、成田空港で返すパターンです。受け取りから返却までの日数で課金され1台(コンセント変換器とスマホ等に受電できる予備バッテリ付)で確か7千円ほどでした。
一方、プリペードSIMは、5日間使い放題で18$(日本円で1,800円ほど)購入は、シンガポール空港の各通信会社のカウンタ(右写真)で購入できます。
今回は事前に、いろいろのブログで調べてM1という通信会社のSIMを購入しましたが、どうやらシンガポールでは、別の会社の「SingTel」が人気のようで、空港のあちこちにありました。両替所にもおいてあります。
M1はデータ通信のみのプリペードSIMを出していて、設定もいたって簡単、それに対して「SingTel」は音声通話付のプリペードSIMが基本で、購入後SMSでのやり取りが必要で、そこでデータ通信だけにすれば、価格的にも安いようですが、その場合はSIMフリーのスマホが必要になります。よって、データ通信しかできないM1のプリペードSIMを購入しました。
シンガポールは英語が通じるのですが、私はほとんど話せない・・・・「SingTel」のショップはすぐ見つかったのですが、「M1」のショップが見つからない・・・・
仕方がないので、空港の「information」であらかじめM1のサイトで目的のSIMを探してそのページを印刷してきたので、それを見せたら「あっち」と指差しで教えてくれ無事発見!
それ見せたら、「あっち」と指差しで教えてくれ無事発見!カウンタは「SingTel」のように派手さはなく、地味なお姉さんは一人、ここでも「M1」のサイトの印刷を見せて「prepadbb SIM Data only 」で 問題なくOKでした。旅行者はパスポートの提示を求められます。
「どの端末?」と聞くようなのでPocketWifiのGL01を見せると、SIMカードを取り出し「どこに装着するのか?」と聞いているようなので、私がSIMを受けとって装着完了、電源をオンにして渡す。設定がどうのこうのと言ってるようなので、私のiPhone6のWiFi設定で「GL01・・・・」を選択し、ブラウザを立ち上げると勝手にM1のサイトにアクセス、お姉さんに渡すと5日間使い放題を選択し、有効期日2015.1.2までを確認して完了でした。
日本でこのPocketWiFiは「iijmio」の設定をしていたので、そのまま「iijmio.jp」が表示されています。PocketWiFi自体の設定は全く何もしなくてもOKでした。
左のピンクのカードは、日本で購入した国内のプリペードSIM、右の青色のカードがシンガポールM1 のプリペードSIMです。
説明書は、中国語と裏面は英語でした。言語が違っても、設定や手続きはほぼ同じなのでスマホやSIMに詳しい人は英語ができなくても大丈夫ですね!
今回の旅行では、iPhoneとiPadを持て行ったので、その2台は常時接続し、娘夫婦はレンタルのWiFiを使いました。出発前に「LINE」を初めてインストールし、別行動の時は「LINE」でメッセージと通話もできるので大助かりでした。シンガポールの地下鉄は無人運転で、ドアは容赦なく締まります。飛び込み乗車すると、目の前でドアが閉まることもしばしば・・・・複数人で行動していても取り残されることが何回かありました。そんな時にすぐに連絡が取りあえるのは心強いものです。
「Google Map」も十分機能し、地下鉄を乗り継いで目的地まで日本と同様にナビしてくれます。日本語で入力しても有名どころはまず大丈夫でした。電波の状況も地下鉄構内や車内含めて全く問題なくつながっていました。世界はSIMフリーが常識になりつつあります。
さて、今回のシンガポール旅行でもう一つ紹介したいことがあります。「リトル・インディア」というインド人街です。一言で言うと「昔、コンピュータが普及しだした日本の秋葉原」というのが最もあてはまるのではないかと思います。その頃の日本の秋葉原はコンピュータのハードやソフトがちょっと怪しい物からなんでもそろいました。シンガポールの「リトル・インディア」の今の中心は、スマホとタブレットそしてSIMです。もちろんPCもあるようですが、主役はスマホとSIM・・・・(クリックで画像は拡大します)
ちょっと古い話ですが、日本でテレカが全盛期のころのように、無造作にSIMが売られています。 あまりの人の多さとインド人のパワーに圧倒されて店内に入ることも忘れていました。今、思えば格安の「ChromeBook」でも買ってきたら良かった・・・・・と後悔しています。
さて、最後にシンガポールを訪れて感じたことは、「若い!」「活気がある!」「テンポが速い!」です。高層ビル群が立ち並び、地下街があちこちに張り巡らされ、エスカレーターの速度は日本の1.5倍はあります。(日本の年寄はつまずきそうです)ホテルの窓からも建設中の超高層ビルが見えましたが、元旦の朝8時には、もう溶接の火花が飛び、クレーンが動いていました。ここからパーンして視線を動かすと、あの「マリーナ・ベイ」の巨体が見えます。カウントダウンでは花火とレーザービームでお祭り騒ぎでした。日本ではしばらく見られなかった光景です。
マリーナベイ カウントダウンフェスティバル 動画
(注)校務用PCでは見れません
マリーナベイでの、SmapのソフトバンクCM、これでシンガポールに行きたくなったとか・・・?